一応説明しておくと、MVNO は Mobile Virtual Network Operator(仮想移動体通信事業者)の略で、いわゆる格安SIMのこと。例えば、楽天モバイル、IIJmio、mineo、DTI SIM、b-mobile、U-mobileなど。
MNO は Mobile Network Operator(移動体通信事業者)の略で、いわゆる三大キャリア − NTTドコモ、au、ソフトバンク − と Y!mobile。
最近は、MVNO の格安SIMを使っている人が多いけど、自分はソフトバンクを使っていて、しばらくは MVNO に乗り換えることもないと思うので、その理由を書いてみる。
MNO だけで使えるサービスがある
MNO と MVNO では機能差があって、MNO(あるいは三大キャリア)でしか使えないサービスが結構ある。
Apple Watch を LTE で使う
Apple Watch Series 3 のセルラーモデルを持っているけど、単独で(iPhone を一緒に持ち歩かなくても)LTE 通信できるのは、三大キャリアだけ。ソフトバンク・au だと 350円/月、ドコモだと 500円/月 かかるけど、アメリカだと 12〜14ドル/月 かかるので、それに較べると安い。
iPhone のビジュアルボイスメール
iPhone にはビジュアルボイスメールといって、留守電を聞くのに電話をかけなくても画面上の操作だけでできる機能がある。これは、キャリア側にも対応が必要なので格安SIMでは使えない。
海外ローミング
日常的に使うことはないと思うけど、いざという時に使える安心感はある。あと「アメリカ放題」のような日本でのデータ契約を海外でも使えるサービスがあるのは便利。
MNO も実際にはそれほど高くない
格安SIMは、端末は自分で用意しないといけない。他にも割引を使うと実際に支払う金額は格安SIMとあまり変わらなかったりする。
端末購入時の割引
月月割とかで端末の購入費用が安くなるけど、これは端末の割引ではなく月額料金の割引と考える。自分の場合、端末を購入するときは一括で支払っているので、月額料金は安い。一定のサイクルで iPhone を買い換える前提になるけど。 コジ割でもらえるポイントも使える。
子回線で iPad を持つ
子回線で iPad を持つと、実質無料(月月割などで支払い額がほぼゼロ円になる)で回線を持てる。
株主優待割引
ソフトバンクの株主なので、毎月スマートフォン 1000円、タブレット 500円の割引がある。
格安SIMもそんなに安くはない
子回線が2回線あることや通話・SMSが使えることを考慮すると、格安SIMでも3000円くらいになるので、そんなに安くはならない。
実際の携帯料金
今支払っている携帯料金はこんな感じ。
iPad が2台あるのは1台は家族が使っているから。
Apple Watch の LTE はまだ無料期間なので後々増える。iPad の株主優待割引はまだ適用していないので、適用するともう少し安くなる。ここには出ていないけど、毎月もらえるTポイント 500円分もある。

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