日曜日に東京オペラシティアートギャラリーで開催しているヴェルナー・パントン展を見てきた。
ヴェルナー・パントン展|東京オペラシティ アートギャラリー
ヴェルナー・パントンは1926年生まれのデンマーク出身のデザイナー。椅子などの家具を中心に、いろいろなデザインを手がけている。
1番面白かった作品は、「ファンタジー・ランドスケープ」というウレタンみたいな柔らかい素材でが床から壁、天井までを覆って、ソファーとベッドとテーブルが一体化しているような作品。靴を脱いで入れるので、好きなところに寄りかかった寝そべったりできる。自分も30分くらい寝転がっていました。
どうもこれは「幻の最高傑作」らしい。
幻の最高傑作も再現!ヴェルナー・パントン展
やっぱり直接触れる展示はいいと思う。去年パリに行ったとき、展示品の椅子に座れるようになっていたけど、そういうのがあるべき姿なのだろう。
ところで、こういったデザイン性の高い家具って、実際には使われないものだと思っていたけど、オランダの企業のオフィスには、普通の勤務スペースにデザイン家具が当たり前のようにあってびっくりした。デンマークとオランダ、おそらく距離的にも文化的に近いと思うけど、デザインに対する意識が違うのかもしれない。
また、隣のICCでは、コープ・ヒンメルブラウの展示をしている。
ICC ONLINE | アーカイヴ | 2009年 | コープ・ヒンメルブラウ:回帰する未来
コープ・ヒンメルブラウはウィーンの設計事務所(人の名前だと思ってた...)。テクノロジーを使った都市デザインを絡めたアートの展示。
展示そのものは面白かったのだけど、最近はコンピュータネットワークが発達して物理的な境界を超えてコミュニティを作れるようになっているせいか、都市計画があまり注目されなくなっている気がする。

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