『15時17分、パリ行き』− 普通の人がヒーローになる国の強さ

15時17分、パリ行き』を映画館でみてきたのでその感想。

元になった タリス銃乱射事件 - Wikipedia は、当時のニュースのかすかな記憶がある程度。当時は「アメリカ軍人がたまたま乗り合わせていたなんて運が良かったんだな」くらいの感想しか持たなかったと思う。

他には何も知識を仕入れずに見に行ったので……主役を本人が演じていることに気づなかった……

最後の授賞式のシーンが明らかに映像が荒くて本物のTVの映像をつかっていることがわかるものだったので、そっくりさんが演じたのかな?合成しているのかな?とか考えていたけど、本人だったとは……素人の演技なのに違和感仕事しなかった……

普通の人がヒーローになる強さ

全編を通して感じたのは、普通の人でもヒーローになれるというメッセージ。そこにはいろいろな偶然の要素があると思うし、ほとんどの人はヒーローになることはない。ただ、主役のスペンサー・ストーンが日頃から訓練を重ねていること、いざという時は誰かを救うという意思を常に持っていることが描かれているのには注目しておくべき。

誰もがヒーローになる準備ができている国は強いな〜って思った。

15時17分、パリ行き (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

15時17分、パリ行き (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)