MacBook Proのトラックパッドがすごい(続)

この前とは違った観点で、MacBook Proのトラックパッドについてみてみます。
このトラックパッドは2本指でできる操作がいくつかあります。

  • 2本指でタップして右クリック
  • 2本指で上下左右に動かしてスクロール
  • 2本指の幅を広げたり縮めたりして拡大・縮小(ピンチ)
  • 人差し指でポインタを動かして、親指でクリック

使っているときはあまり意識していないのですが、よく考えてみると、この中にはコンピュータが誤認識をしてもおかしくないような、似たような操作が含まれています。
例えば...

  • 2本指でスクロールするときに指の間隔が変わっても拡大縮小にならないのか?
  • 親指をトラックパッドに置きながら人差し指を動かしているときにピンチとして認識されないのはなぜか?
  • 人差し指でポインタを動かしているときに親指が一緒に動いてもスクロールとして認識されないのはなぜか?

結論から言うと、どうも次のように判定されているようです。

  • トラックパッドの下1/3は親指が指休めのスペースとして判定されるらしい
  • 2本の指が触れるタイミングがずれると、スクロールとしては認識されないらしい
  • ピンチの判定は他よりもシビアで意図的に動かさないと発動しないようになっている

それでも使っているうちに意図せずピンチが発動して拡大・縮小されてしまうことが時々あるのですが、他の操作と違って致命的なミスにつながることはないので、まぁ、これくらいの誤動作なら許容範囲かな、と思います。